ティーバッグ

お茶のティーバッグは袋に入れて製品にするために、茶葉や茎などを細かく裁断したものや粉茶をブレンドしたものを原料に使用します。そのためお茶本来のコクとうま味が出ます。細かい網目状のナイロンのロールに原料を所定のグラムを計量した物を投入してその場でザブトン型やテトラ型やタグ付きなど立体加工でシールし、カットしてティーバッグとして製品にします。ティーバッグは機械が全て自動制御して製造します。ティーバッグ商品ページ>>>


このヤカンの容量は1.5リットルです。茶漉しは付いていません。容量に合わせてザブトン型のティーバッグを入れお湯を適量注ぎます。

家庭用の急須にテトラのティーバッグを入れた写真です。お湯を注いで30秒くらい置いてもらうと風味の良いお茶が出来ます。

このティーバッグは湯飲みやカップの一煎用2gの個包装です。1袋で十分濃いお茶がいただけます。個包装で、衛生的で携帯にも便利です。

形が文字通りザブトンの形をしています。急須の底に安定してとどまる形状です。

形状は三角錐でテトラポッドを連想させる形で、お湯に触れる面が多く抽出しやすくなっています。

紙のティーバッグでタグ糸付きでアルミ個包装になっています。

粉末緑茶

煎茶の茶葉原料を粉砕機(ビーズミル・セラミックミル・臼)などで微粉末に加工した物で、茶道で使うお抹茶に準ずるくらいのパウダー状の細かい粉末になります。ふつうの湯飲みに1g程度のきわめて少ない量でおいしく、お茶の成分を余すことなく体にもよいお茶がいただけます。回転寿司屋さんのさじでゆのみに入れるお茶などがこれに当たります。一般的に粉末にすると、渋みや香りが少なくなります。ソフトでまろやかな味になります。少しの量で濃く出るのでリーズナブルです。粉末緑茶のページ>>>

抹茶並の粒子と触感がわかる粉末緑茶の写真です。粉末加工にはかなりの時間と手間がかかります。

家庭用に茶杓と竹製マドラーを使用してお茶を淹れます。ちょっと茶道の雰囲気が味わえるかも知れません。

回転寿司屋さんでおなじみの小さいさじで湯飲みに入れて出す粉末緑茶です。粉末玄米茶もあります。

業務用の水出し茶の作り方

プラスチックなどのクーラー容器にスプーンで粉末緑茶を適宜入れます。(2Lの容器ですと10g位)

少量の水を加えてダマを潰すように、ならしながらていねいに水に溶かします。

さらに水を必要量を加えて希釈します。そして冷蔵庫などで2〜3時間冷やします。

パウダー茶

パウダー茶はお茶類などのエキスを一度、抽出してからスプレードライ製法で熱風乾燥して粉末化した商品です。抽出液を粉末化しているために成分濃度が高く、少しの量でお茶がすぐ出来ます。ちなみにパウダー茶の場合ゆのみ一杯が普通0.5gの使用ですが、濃いめにしても僅か1gを使用するだけです。従って一杯あたりのコストはかなりお安くなります。そしてうれしいのはティーバッグや茶葉に比べて味、香り、水色等の劣化が少なく品質保持期間が長く、常温保存が出来て扱いが楽な事です。パウダー茶のページ>>>


パウダー茶の粒子と触感がわかる粉末緑茶の写真です。サラサラしていますが湿気には要注意です。

パウダー茶は各メーカーからいろんな種類が出ています。現在6種類ですが今後は増やす予定です。

通常パウダー茶は主要メーカーの給茶器に対応しています。ご利用の際は給茶器の仕様を確認下さい。

当店のパウダー茶バリエーション

パウダー煎茶 パウダーほうじ茶 パウダー麦茶 パウダーウーロン茶 パウダー紅茶 パウダー乳酸菌入緑茶

参考・スプレードライ製法とは

■スプレードライ製法とは「液化状の物質を高温で瞬間的に乾燥させた結晶」です。
■乾燥するための塔施設を建て、およそ40mほどの高さから霧状の食品の抽出液を落下させていきます。そして、その霧が落下するまでの間に200℃近くもある熱風を吹きかけ、その霧の水分を飛ばして結晶化させるます。
■スプレードライ製法のメリット・デメリット 大掛かりかつコストのかかりそうな製法のように思えますが、塔施設の構造は非常にシンプルで大量生産に向いています。そのため、スプレードライ製法は製品のロスが少なく、コストを安価に抑えられる点が最大のメリットと言えます。そして粉末そのものの粒子がが極小で、出来た製品は安定していて長期の保存に堪えます。
■スプレードライ製法のデメリットとしては、材料を高温で噴射するため、風味の損失が多いという点も指摘されますが、技術の向上により熱による品質の劣化は少なくなってきています。