水はお茶の味に直接に影響するためにお茶を淹れるときの水には十分注意したい物です。日本茶に水は｢軟水｣が適していると言われています。十分沸騰させて適温まで下げて使用します。その際、昔からの鉄瓶が良いとされています。お湯に溶け出した｢鉄分｣がお茶の成分と反応して味を丸くしてくれると言われています。

茶葉を急須に入れる時のスプーンです。ご家庭にあるスプーンで一杯が茶葉が何グラムくらいになるか、あらかじめ量っておくとお茶を淹れる際の茶葉のグラムの目安になります。淹れるお茶の種類で濃さや味などを試してみて下さい。ちなみにこのスプーンは長径5cm・短径3.5cmで軽く山盛りで5gの茶葉がすくえます。

複数の湯飲みにお茶を注ぐときは廻し注ぎで均一になるようにします。どの茶碗のお茶も濃さも量も同じになるようにしたいが、しかし急須から出てくるお茶は、最初の内は薄く、後になるにつれて濃くなります。まず全ての茶碗に少しずつ注ぎ、最後の茶碗を折り返し地点として、逆の順番でお茶をつぎ足していきます。