名前は番茶なのになぜか「京番茶」というほうじ茶です。茶葉をひとつまみやかんに入れて煮立たせて飲みます。冷たくしても美味しいですよ。
写真の通り独特な形の褐色の茶葉です。 名前は番茶ですが色や香りはほうじ茶そのものです。 摘み取った茶葉を蒸して、揉まずに天日乾燥をします。そして一気に強火で炒って作ります。 揉んでいないので元の茶葉の形がそのまま残っています。 ちょっと見た目は枯れ葉のような風情ですが このお茶を抽出するには急須に入れて出しただけではなかなか味や香りが出ません。 そこで茶葉をタップリ入れてヤカンや土瓶で煮出して使用します。見た目の感じよりとてもやさしい味です。独特のスモーキーな香りと深みのある味で、水色は明るい透明感有る茶色です。 お年寄りからお子様まで刺激のない飲みやすいお茶です。
京番茶の茶葉です。葉も揉まず茎も入って強く炒ってあります。スモーキーな香りがムンムンします。
一握りの茶葉をヤカンに入れて沸騰するまで十分煮出します。
抽出した色は赤茶色で香ばしい香りが回りに強く漂います。味は渋みが少なく極めてマイルドです。