※ 当店の乳酸菌入緑茶は胃酸にも負けない有胞子性乳酸菌を使用しています。健康のためにもご利用下さい。

<有胞子性乳酸菌について>

乳酸菌は有用微生物として人々の健康維持に重要な役割を果たすことが知られています。また、乳酸菌は古くから食品の分野に応用されてきました。食品の保存性を高めたり、風味をよくしたり、あるいは乳酸菌そのものの機能性が利用されています。1949年、山梨大学の中山大樹博士は緑麦芽より胞子を形成する乳酸菌を分離しました。この乳酸菌は有胞子性乳酸菌と呼ばれ、従来の乳酸菌にはない優れた性質を持っています。一般の乳酸菌は熱や酸素などに対する安定性が低いため、その利用も一部の食品に限定されてしまいますが、有胞子性乳酸菌は胞子を形成するため安定性が高く、また乳酸生成能力にも優れていることから、加工食品をはじめ食品全般に利用できる乳酸菌です。

【有胞子性乳酸菌の特徴】
本品には､熱や酸に強く生きたまま腸まで届く有胞子性乳酸菌を配合しています｡有胞子性乳酸菌はもともと体内に存在しなかった乳酸菌なので､ずっと腸内で生息が出来ません｡腸内で生息するのは一週間ですが､その間に沢山の乳酸を生成します｡その結果､腸内は常在菌であるビフィズス菌をはじめとする乳酸菌が増殖しやすい環境となります。
●耐熱性に優れています。 一般の乳酸菌は70℃でほとんど死滅しますが､有胞子性乳酸菌は､生理食塩水中で､85度30分の加熱 処理後も、菌数の低下はほとんどありません｡お湯に溶いても菌数は減りません。
●耐酸性､耐糖性､耐塩性に優れています。 pH?2.0の人工胃液中で通常の作用時間内(3時間)で安定します。口から入った有胞子性乳酸菌は胃 酸や胆汁で死滅する事なく､そのほとんどが腸管に到達します｡ また､食塩の20％及び､糖の50％と いう高濃度においても、高い保存性を示します。
●保存性に優れています。 有胞子性乳酸菌の最も大きな特長です｡細胞の胞子は地球上の生物中で最も頑強なもので､乾燥すれ ば半永久的に保存でき､煮沸しても容易には死滅しません｡有胞子性乳酸菌はこのような胞子を形成 しているので、粉末の状態でも､食品に添加した状態でも非常に安定しています。
●腸管内での増殖･定着性に優れています。 有胞子性乳酸菌の胞子は､腸管内(十二指腸･回腸･直腸)で発芽し､活発な生活細胞となり､繁殖､定着 します。乳酸生成率は90％以上で､生成速度は比較的緩やかですが､長時間にわたり増加し続けるの が特長です。有胞子性乳酸菌が腸内で生息するのは1週間ですが､その間に乳酸を生成します｡その 結果､腸内は常在菌であるビフィズス菌をはじめとする乳酸菌が増殖しやすい環境となります。